重パウの野伏ヶ岳(with MOOSEさん)


先日は名古屋のプロショップMOOSEスタッフのショータさん、カイトさんと野伏ヶ岳BCに行ってきました。

 
まず、わたくしがスキーを始めたきっかけは、友人にMOOSEさんでおススメされたBCクロカン。山歩きの延長でできる簡単なスキーと聞いて始めました。が、簡単なんてことはなくスキーの経験もあまりないわたしにはなかなか難しいものでした。誰でもできるからと何も知らず連れていかれた伊吹山BCは良き思い出です。

スキーを履いて山を歩いたり、ハイクアップして転びながら滑るのは、ゲレンデでは味わえない気持ちのいい時間でした。

 

それから2年ほどたちもっと気持ち良く滑りたいと思い、昨シーズン念願のテレマークスキーなるものをゲットしました。いろいろなブーツやビンディングがある中、クラシックなもの(75mmでローカフブーツ)をなぜか選びこれまた挑戦。

スキーの経験がないわたくしはボーゲンから練習をスタートしました。

いろいろな人にご指導をいただきましたが、昨シーズンはなかなか形にもなりませんでした。

今年こそはと意気込んだテレマークスキー2シーズン目。札幌ツアー、そして白馬合宿、うまい人たちにとりあえず転がりながらついていく戦法で頑張りました。

 

前置きは長くなりましたが、今シーズンみっちりゲレンデ練習をこなし道具もそろえたので、MOOSEのスタッフさんに講習も含めて念願の山スキーをアテンドしていただきました。

選んだフィールドは福井県と岐阜県の県境にある「野伏ヶ岳」。

スノーシューハイクが楽しめたり、白山連峰が見れたりで雪山初級編の楽しいお山という感じでしょうか。

 

FLOATチームのスキーは実はウロコ板。BCクロカンの延長で考えていたのと、スピードが出ないように(?)と思ってウロコ板。

さっそくスキーを履いてハイクアップ。

が、雪がガチガチなのと雪が積もっていないことでウロコが噛まずなかなか登れません。

林道のゆる斜面でさえ四苦八苦。

シールを履いているカイトさんはスイスイ登ります。

ウロコは無敵と思っておりましたが、ウロコは雪質を選ぶのね…

 

良くも悪くも、気温が上がってきて雪も溶けてきてウロコが噛むようになってきました。

そこからは調子よく登っていきます。

我々に道具を合わせてくれてたショータさんも調子が上がってきて、ぐんぐん直登していきます。

気づいたらかなり先に…

「チョッ、ちょっと待ってくれよ…」

心の声も届かず、ゼハゼハハイクアップ。

 

この日は気温もぼちぼち高く、汗ばむ陽気でした。

こんな日はゴーグルだと暑いのでサングラスですよね。

特に偏光サングラスは雪に反射したギラギラを抑えてくれたり、雪面の凹凸を見やすくしてくれます。雪面が白とびして見えない状況だと危ないので、偏光サングラスは雪山を安全に楽しむための必須アイテムです。

キレイな景色を楽しめたり、目を守ってくれたり、サングラスをかけるといいことばかり。

 

そうこうしているうちに開けた牧場跡地に到着。

ここから見る白山連峰や野伏ヶ岳山頂はとてもきれいでした。

いつもだったらこれで満足ですが、今回は違います。

 

履いてきたスキーで、安全にユル斜面を狙うという楽しみがあります。

(山頂から滑るのが気持ちよさそうでしたが、それはもっとうまくなってから。)

 

ほどよい斜面と広葉樹の隙間をみつけてもう少しハイクアップ。

見るからに気持ちよさそうな程よい斜面。

ワクワクを握りしめドロップ。

 

が、重パウ(ただの湿雪)でまったく板が進まず。

ウロコ板なのでなおさら進まず。

 

雪質の良さそうな斜面を求めて下山しました。

 

 

この日のハイライトは、ショータさんがコケてなかなか立ち上がらないので心配しましたが、ただ写真を撮ってほしかっただけのようでした。さすが元関西人。

 

しっかり練習してまた山スキーを楽しみたいです。

山スキーはもちろんのこと、季節に関係なくいろいろな遊びを提案してくれるMOOSEさん。名古屋に行った際は遊びに行ってみるのはいかがでしょうか?

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